毎年子どもの学校では、「東海地震注意情報が発令された場合を想定して」引き渡し訓練が行われます。
そこで、いつも議論になるのですが、「東海地震注意情報」ってなんでしょうか?
そんなものは本当に発令されるのでしょうか?
警戒宣言が発せられたとき、とか定義はいろいろあるのでしょうが、
この想定から、子どもと議論になるのは
「地震予知はできるのか?」
「『まもなく地震が来ます』というような情報はくるのか?」
です。
子どもは、
「予知はできるらしいよ」
「情報が来るらしいよ」
と答えます。
でも、
「地震予知はまだできない」
「情報は来ない」
が正解ではないでしょうか?
あまりの議論の末、
祖母に聞いてみなさいと言って電話をかけさせたら、
祖母も「地震予知できるでしょ」と答えました。
それは、最近、「まもなく地震がきます」というメールが来るからとのこと。
でも、これは、「既に起きた地震がまもなく到達する」という意味です。
ここでもまた、大きな誤解をしているようです。
というわけで、学校での訓練、
もう少しきちんとありえる想定にしてもらえないでしょうか。
でないと、子どもも誤った理解をしてしまいます。
どうせやるなら「30分後に津波がきます」という想定にしていただければ
一番現実味があるし、実際のときに役立つのではと思います。
昨日地震があって、また議論勃発しそうでしたが、
子どもに「もうわかった!」と先手を打たれました;;;