授業参観での先生のお話。
1年生のときにならった算数がまだしっかりできていないとのこと。
「〇人あそんでいて、〇人帰ると残りは?」
と聞かれるとできたとしても
「〇人あそんでいて、〇人残っていると、帰ったのは?」
と聞かれると、先に頭の中で答えを出してしまい
式に答えが入ってきたりすることが多いそうです。
例えば、
Q.公園で12人あそんでいました。3時になったら8人帰りました。
公園に残っているのは何人ですか?
A.(式)12-8=4 (答え)4人
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
Q.最初、公園で12人あそんでいました。今、公園に7人残っています。
何人、帰りましたか?
A.(式)12-7=5? (答え)???人
というように、なんだか式に答えが出てきてしまっています。
これって、できないと言えばできるのですが、
算数を超えて、感覚でちゃんとわかっているっていうことですよね?
おそらくですが、
小さい子どもたちは、算数ではなくて、
文章問題を常識的な感覚だけで解いているのではないでしょうか?
ちゃんと理解できているのです。常識として。
ただ、算数として考えると???に。
でも、パッと見わからなくても、算数で考えられることが、
数学では大切になってきます。
常識や感覚だけではわからないことが、
数学を使えば解けてしまうのです。
なのでやっぱり、
算数では算数のやり方の練習&習得が必要ですね。