縦横の長さとその面積を考えるとき


少し小学生には難しいですが、、
高校生が考えていた問題。

四角形の面積を20平方cmにしたいそうだが、
縦横比は8:5でないといけない。
では、縦横何センチか?

娘たちは、
縦をx、横をyとし
①x×y=20
②x:y=8:5
この2つの二次方程式を解いたよう。

確かに。

でも、平方根を習っていたなら
8/(ルート)2 と 5/ルート2 と即答して欲しかった。

比というのは、
それぞれに同じ数を掛けてもOK

そして、同じ数同士を掛けたものが半分=1/2となるには
(8×5=40なので20はその半分)
それぞれに「1/ルート2」が掛かっていればいいのです。

口頭での説明、難しいですね💦

でも、面積という言葉を聞いたとき、
こういった感覚だけでも小学生の頃から持っていてほしいです。

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だいたいの答えを見出す方法


前回は、餃子を4人で71個食べたなら
ひとりはだいたい何個食べたか?という計算でした。

71÷4でしたね。

では、割り算の競争をしてみたいと思います。
簡単にするために70÷4にします。

【問題】
だいたい、いくつになるかでいいので、
即座に答えてください。
70を4で割るといくつですか?

3・2・1、答えは?

【答え】
小4「16!」
高2「17.5!」
私「17.5!」

みんな、ほぼ同時に答えられました。
小4も、即座に出した答えにしては、いい線いってます。

では、どうやって出したのでしょうか?

【小4の解き方】
60を4で割ると15でしょ。
80を4で割ると20でしょ。
だから、その間の16!

(私)
なかなかですね。
間をとったところ、それだけでも〇です。
ただ欲を言うなら、
60と80の間の70なら、真ん中を言って欲しかった!

【高2の解き方】
まず60を4で割ると15でしょ。
残りの10を4で割ると2.5。
だから、それらを足して17.5!

(私)
おー!それもあり!

【私の解き方】
70をまず2で割って、つまり半分にして35。
35をもう一回半分にして17.5。

(高2)
そっかー。
半分を2回ってのも簡単だなー

というわけで、三人三様の解き方となりました。
今回は簡単だったので、「だいたいの答えでいいよ」と言ったにもかかわらず、
大人ふたりはちゃんと計算してしまいました💦

ちなみに、計算の見直しをするときは、
小4の考え方が、一番使えそうです。

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概数を求めなさい


大人になると、算数の概念はよくわかっていても、
細かな定義名や言い回しはわからなくなってしまいます。

そこで詰まってしまった小学4年生の概数を求める問題。
言い方によって、どこまでを省略するか、わからなくなってきました。

そこで復習してみます。

<問題パターン 1>
「●の位までの概数を求めなさい」

例えば、
・31325の千の位までの概数は31000⇒「三万一千」
・3524891の千の位までの概数3525000⇒「三百五十二万五千」

つまり、「千の位までの概数」と聞かれると、
「・・・・〇千」と言い終わることが必要です。

このとき注意が必要なのは、
千の位を見て四捨五入するのではなく、
千の位をいくつにするかを決めるために、その一つ下の百の位を見て
繰り上げるか、切り捨てるかを決めるのです。

<問題パターン 2>
「上から△桁までの概数を求めなさい」

例えば、
・88788の上から2桁までの概数=89000⇒「八万九千」
・5231の上から2桁までの概数=5200⇒「五千二百」

つまり、「上から2桁までの概数」と聞かれると、
「〇●〇●」(〇は数字、●は桁)と、必ず二つの桁しか出てきません。

このときは、上から3つめの数字を見て、
繰り上げるか、切り捨てるかを決めるのです。

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「=」を並べることは大切です!


今回は、カッコの計算の書き方です。
前回、以下のように書きました。

(5+10+50+100+500)×5
=    665      ×5
=3325

何も考えないと、以下のようにやっていませんか?

(5+10+50+100+500)×5=665×5=3325
とか
(5+10+50+100+500)×5=665×5
=3325

最初に計算したときはそれほど気にならないかもしれませんが、
見直しがしづらいです。

(5+10+50+100+500)×5
=    665      ×5
=3325

と書いておいて、
上から順に=が繋がっているので、
1段目と2段目が同じだな、2段目と3段目が同じだな、
という風に見直して行けます。

自分の苦手な掛け算だけ見直ししたいときは
2段目と3段目が同じことだけ確認すればOKです。

また、「5+10+50+100+50=665」だけを確認するのも見やすいです。

解いていくときの書き方って、結構大切です。
まとめますね。
<注意事項>
(1)「=」は必ず下に書く
(2)計算する前と計算した後のものが上下同じ場所にくるように書く
(3)まだ計算に使っていない演算や数字はそのまま下に書く

以上です。
難しい計算になればなるほど、これが役に立ちます!
簡単な計算のうちに慣れておきましょう!!

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覚えよう!25の倍数


15の倍数とか、25の倍数とかは
覚えておくと計算が早くなります。

例えば、
150÷23はどうしますか?
まともに筆算をしてもいいですが、
150÷25で概ね「6」。
そして、6回分「2」が余ったわけですから、
余り12です。

160個のアメを6人で分けるときも簡単ですね。
だいたい25個ずつだけど10余るな。
あと1個ずつ配って、ひとり26個。
残り4個です。
3年の娘に、25の掛け算に慣れる練習をしました。
こちらでお試し版あります。
https://poprint.club/

最初は、いくら言っても筆算をしていましたが、
ようやく、
25が2で50。
6だったら、それが3個なので150。
とかいうことが少しずつわかってきました。
プリントを終える時間も早くなりました。

絶対、感覚を覚えたほうが早いです!
意外に、これが使えることって多いです。

25の倍数。
せめて25×8=200くらいまでは覚えてください。

25×9は200に25を足します。
25×11は10倍の250に25を足します。
25×15は10倍の250に125を足します。

是非、覚えてくださいね。

1000円を4枚に切れば、1枚250円なんだ~
みたいなイメージです。

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