
中校生になって、数学の文章問題を読んで、
そのまま固まってしまうことはなかったですか?
そりゃあそうです。
全体を見て考えようとすると、
あまりにも果てしなくて止まってしまいます。
なので、まずは、わからなくてもいいんです。
文章問題にあることを、読みながらどんどん図式化したり、書き出したりします。
フリーズしてしまうと、そのままずっとフリーズ状態なので、
とりあえず、問題にxとあれば「x」と、aとあれば「a」とだけでも書きます。
一次関数を求めなさい、とあれば
「y=ax+b」と書いてみます。
そして、座標軸のうえに直線を書いてみましょう。
そのとき、
・右上がりにしようか左上がりにしようか、
・Y軸との交わりを正にしようか負にしようか
とか悩むでしょう。
わからなければ、全部書いてみればいいんです。
でもきっと、
問題を読み進めるうちに、
どこかにひとつやふたつは、それがわかる情報が出てくるものです。
だから、手は絶対に止めないでください。
図を描いているうちに、
「こうなればいいのに」
「ここだったらいいのに」
と思っていることが、
「あ、こうなってくれる!」
「あ、ここでつじつまが合う!」
とかなってきて、問題を解くカギが少しずつ浮かんできます。
ぜひ、やってみてください。
自分が書いたものが意味をなすかどうかは、
書くことがなくなったときに考えればいいんです。