概数を求めなさい


大人になると、算数の概念はよくわかっていても、
細かな定義名や言い回しはわからなくなってしまいます。

そこで詰まってしまった小学4年生の概数を求める問題。
言い方によって、どこまでを省略するか、わからなくなってきました。

そこで復習してみます。

<問題パターン 1>
「●の位までの概数を求めなさい」

例えば、
・31325の千の位までの概数は31000⇒「三万一千」
・3524891の千の位までの概数3525000⇒「三百五十二万五千」

つまり、「千の位までの概数」と聞かれると、
「・・・・〇千」と言い終わることが必要です。

このとき注意が必要なのは、
千の位を見て四捨五入するのではなく、
千の位をいくつにするかを決めるために、その一つ下の百の位を見て
繰り上げるか、切り捨てるかを決めるのです。

<問題パターン 2>
「上から△桁までの概数を求めなさい」

例えば、
・88788の上から2桁までの概数=89000⇒「八万九千」
・5231の上から2桁までの概数=5200⇒「五千二百」

つまり、「上から2桁までの概数」と聞かれると、
「〇●〇●」(〇は数字、●は桁)と、必ず二つの桁しか出てきません。

このときは、上から3つめの数字を見て、
繰り上げるか、切り捨てるかを決めるのです。

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おやじも踊っちゃう♪ダンスコンテスト


楽しい楽しいダンスコンテスト♪
おじさまたちのダンスチーム
「平均55歳!」という紹介がありました。

8名のメンバーのうち、一人は59歳なことが分かっています。

ということは、、、一番若い人は誰だ?
何歳だ?ということになります。

まず、平均との59歳の人の差は
59-55=4

59歳の人とふたりで平均が55歳になるための人の年齢は
55-4=51

つまり、いくら若くても51歳がいないと、平均は55にはなりません。
もちろん他の7名が全員54歳とかだったら話はまた別ですが。

51歳よりも若い人がいる可能性大ですね。
40歳代か?!
いったい誰だ~?

みんな余裕で50歳超えていそうに見えるんだけど、、
でも、まだまだ60歳になっても70歳になっても踊れそうなオジサマたちです^^

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お祭り屋台のサモサ、店じまいで大安売り!


昨日はお祭りでした。
インド料理の屋台で1個200円で売っていたサモサ。
イベントの終了時間になったので、2個で300円になりました。

サモサ大好き!!
これは買いだ!

しかも、名前が「インドパイ」と名付けられていて、
通常のサモサよりも巨大。

200円でも買っちゃいそうだったんですが、
どれだけ安くなったのか、何割引きに相当するのか、、、
冷静に考えないと!

屋台の前ですよ。
早く買わないと売り切れちゃうし、お店しまっちゃいますよ。

急いで計算しましょう!

300÷2=150円
(安くなった後の値段)÷(安くなる前の値段)
=150÷200
= 15÷20
= 3÷4
=7.5

つまり、
10-7.5=2.5
2.5割安くなりました!!!

3割引は超えていませんでしたね;;;;

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100均のおもちゃのお金、大金です!


さて、話がかなりそれましたが、
最初の話に戻ります。

100均で買った「おもちゃのお金」は
全部でいくら分入っているか?でした。

****************************************************
コイン(5円、10円、50円、100円、500円)が5枚ずつ
紙幣(千円、二千円、五千円、一万円)が20枚ずつ
****************************************************

コインの合計は
(5+10+50+100+500)×5
=    665     ×5
=3325

では紙幣も()を使って計算することにします。

(1000+2000+5000+10000)×20
=    18000       ×20
=360000

36万円!!!!

360000+3325=363325

全部で
三十六万三千三百二十五円です。

これでパン屋さんやるって、
いくつ買えるんでしょう。。。。。

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「=」を並べることは大切です!


今回は、カッコの計算の書き方です。
前回、以下のように書きました。

(5+10+50+100+500)×5
=    665      ×5
=3325

何も考えないと、以下のようにやっていませんか?

(5+10+50+100+500)×5=665×5=3325
とか
(5+10+50+100+500)×5=665×5
=3325

最初に計算したときはそれほど気にならないかもしれませんが、
見直しがしづらいです。

(5+10+50+100+500)×5
=    665      ×5
=3325

と書いておいて、
上から順に=が繋がっているので、
1段目と2段目が同じだな、2段目と3段目が同じだな、
という風に見直して行けます。

自分の苦手な掛け算だけ見直ししたいときは
2段目と3段目が同じことだけ確認すればOKです。

また、「5+10+50+100+50=665」だけを確認するのも見やすいです。

解いていくときの書き方って、結構大切です。
まとめますね。
<注意事項>
(1)「=」は必ず下に書く
(2)計算する前と計算した後のものが上下同じ場所にくるように書く
(3)まだ計算に使っていない演算や数字はそのまま下に書く

以上です。
難しい計算になればなるほど、これが役に立ちます!
簡単な計算のうちに慣れておきましょう!!

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