消費税で分配の法則を体で覚える


分配の法則は4年生で習いますが、

これを理屈ではなく感覚で身に着けられるようにするといいです。

ちょうど、簡単な掛け算「九九」を習い始めたころがいいです。

 

消費税は、格好の素材です^^

 

Q.100円ショップへ行って3つ買ったらいくらになりますか?

A.100円×3=300円

消費税分:8円×3=24円

合計 324円

 

これ、知らないうちに分配の法則を使っています。

でなければ、108円×3=324円と、

少し嫌~な感じのする掛け算をしなければいけないです。

 

きっと、お子様も自然とやっているのではないでしょうか?

でも、別に「分配の法則」などと言葉は知らなくていいです。

それは日本語ですから。

 

少しずつ簡単な数に分けて掛けてから、その後で足す。

それを“実践する”ことが算数語なのですから。

 

でも、あまり100円だからと買いすぎないでくださいね。

10個まではいいですが、11個、さらには

消費税分が100を超える13個以上になると、難しくなってしまいます。

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距離の微分が速度、速度の微分が加速度。数学ってすごい!


かつて、1時間数の傾きが速度だということがわかったとき、
どんなに感激したことでしょう。
時間を横軸(つまり、x)、距離を縦軸(つまり、y)としたとき
直線は、1次関数 y=ax+b で表されます。
この「a」というのが傾きなのですが、
これこそ1分間にどれだけ進むか、の「速度」なのです。
これ、すごいですよね。
速度って目に見えないし、
時間みたいに、いつも馴染みないし、なんだかな、、、と思ってたけど、
そんな単純なもんなんだ!って思いました。
でも、速度を表すために、1次関数が作り出されたのかもしれないですね。
加速度はもっとすごいです。
ちょっと高校生レベルになりますが、
yを微分したのが「a」つまり、距離の微分が速度です。
同じように、速度を微分したのが加速度なんです。
こうなってくると、微分積分というのは、
距離とか速度とか加速度の関係を表そうと思って作り出された?と思わずにはいられません。
このように、物理現象は全て数学で表すことができます。
逆に言うと、数学で表してそれを解いていくからこそ、まだ知らない未知の現象が予想できるのです。
そういうことを「なーんだ!」と思ったとき、
数学が好きになります!
数学の魅力にはまります!!
算数の理解は、訓練も大切ですが、
どうしてそうなっているか、を自分で発見し、納得し、
そして「すごい!」と思うことです。

でも、自分で発見するためには、やはり、何度も解いてみることが大切ですね。
何度も解いて、数の仕組みを自分で発見してみてください。

『ポップりんと』はそんな発見のための反復学習にも役に立ちます。

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文章問題が苦手なら図を描く練習


文章問題で図が描けるって、本当大切です。
なるべく小さい頃から図を描く癖をつけさせたいものです。
たとえば、小学1年生に以下のような問題があったとします。

Q.リンゴが3つ、ミカンが5つあります。リンゴとミカンあわせていくつですか?
A.〇を3個と5個描きます。
それから3+5=8

でも、毎回図を描くとなると、子どもが勉強嫌になっちゃいますよね。
そんなときは、毎日、ひとつめかふたつめの文章問題は図を描いて、
あとの数問は図なしでもOKぐらいにするといいです。
そして、図のポイントもしっかり押さえます。

たとえば数の大きさが変わってきたときがひとつめの注意時です。

Q.リンゴが15個、ミカンが18個あります。リンゴとミカンあわせていくつですか?
A.〇を15個と18個描くのは大変です。
なので、大きな丸でも描いて、その中に〇を3つくらい、あとは点点をいくつか、
そして、丸の中のどこかにでも15と書きます。
丸の外にリンゴと書いておいてもいいでしょう。
ミカンも同じです。
それから15+18=33

要は、確実な絵を描くことではなく、
イメージができる絵を描くことが必要ということを練習するのです。

算数の苦手な子は、すぐに図を描くのを面倒くさかったり、
そもそも図を描くことができなかったり、
描きだすと、面倒なくらい律儀に数を並べたり。。。

何度も図の描き方から練習するといいですね。
わからない問題でも、図を描いているうちに、解き方がひらめいたり、
描いた図をみていろんなことがわかってきたり、
また、図を見ればおおよその答えがわかって、自分が出した答えの間違いに気づいたり、、、

いいこといっぱいあります!

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モンタボーのしっとりスコーンがおいしい


スコーンについてはいろいろ思い入れがあります。

 

家で作るスコーンは、外はサクサク中はしっとり。
実は、このスコーンが一番好き!
(自分で作ったものが売っているものよりも好き★っていうの、なかなかないですよね)

 

店でスコーンを見ると大抵買ってみますが、
なかなかいいのに巡り合えません。

 

もうひとつ思い入れの理由に、母の言葉。
「イギリスに行ったとき食べたスコーンがすっごく美味しかったの!」
以来、一緒にいるときにスコーンを見ると買ってみますが、母もなかなか
「これだ!」とは言わないんです。
そんなに思い出に残るスコーン。
もう一度食べさせてあげたいのに!

 

私、かなりデジタル人間でもありますが、結構自然派も好きです。
自然派の店でもスコーンは結構扱っています。
全粒粉のスコーンとか。
でも、全粒粉のスコーンはますますしっくりきません。
重いしザクッとしてるし、甘くないし。

 

言っておきますが、決して甘~い!のが好きなのではないですよ。
家ではいつも甘さ控えすぎ!って怒られます。
でも、自然派のスコーンはお菓子にはなりえないんです。
かといって、食事にもならない、、、。

 

ケーキやさんも今ひとつ。
パン屋さんも今ひとつ。
なかなか巡り合いません。

 

あ、そうそう、唯一出会ったことがあります。
青森だったかの喫茶店!!
主人と言ったけど、どこの喫茶店だったかも、今となってはわからず。
わかっても買いに行けないですね。

 

で、そんなモヤモヤの折に登場したのが
モンタボーの「パン職人が作ったスコーン」。
しっとりさ合格です!!

あとは、外がサクッとしていればなあ。。。。。
で、合計点70点。
これまで大体40点のリピートなしですから高得点ですよ。

で、このスコーン。
バターの分量が違うのかとスコーンレシピを調べてみることに。
すると、スコーンのレシピってバラエティに飛びすぎです!

 

まず、出来上がり表現だけでも
「しっとり」「サクサク」「ふんわり」
など出来上がりが全く違いそう。

 

そして同じ「しっとり」でも、材料から配分から全然違っています。
レシピってだいたい同じと思っていたけど、こんなに違うとは。。。

で、ざっと見た感じ

粉130gにバター50g
粉200gにマーガリン40g
粉150gにバター30~35g
粉220gにバター60~80g

全然わかりませんね。
しかもバター多いほうが「サクサク」だったり。

 

というわけで迷宮入りしたところで問題です。
Q.粉130gにバター50g(A)と、粉220gにバター80g(B)。どちらがバターの粉に対する比率が多いでしょう。

A.ちゃんと計算するなら割合を求めましょう
(A)粉130gにバター50g → 50÷(130+50)=0.238…
(B)粉220gにバター80g → 80÷(220+80)=0.266…
(B)のほうが約0.3割、つまり3%多いです。

 

上のような割り算は、比較的苦手な子も多いのではないでしょうか?
そういうときには
50/18(=5/18)と80/300(=4/15)を比較してみましょう
通分すると相手の分母をそのままかけることになりますね。

 

5×15と4×18の比べっこです。
これなら暗算でもいけます。
5×15:4×18=75:72
(B)のほうが多いですね。

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暗算で早く答えるには


数字の感覚でまず身に着けたいのが、
1桁同士の足し算で、何を足したら10になるかということ。

5→5
6→4

この話は前にもしましたね。

 

そして、これがわかると、次にできるようになるのが
1桁の足し算で繰り上がるか繰り上がらないかをすぐに見極めることです。

 

7+8は繰り上がりがある
3+2は繰上りがない

 

これがパッとわかると2桁の足し算が早くできます。

 

例えば
12+53
まず、「1の位は繰り上がらないな」と考えます

そうしたら、1と5を足して6なので、
「60」と口に出しちゃいます。
口に出したら忘れてもいいくらいの勢いで。

そうして、「ろくじゅう」の「じゅう」を言っている間くらいに
残りの1桁同士を足して「5!」と言えばいいのです。

 

もちろん書くときも同じですよ。

 

では、24+38
これは「1の位は繰り上がる!」と見抜きます。
そうしたら、「2+3」をして「5!じゅう」と言いたいところですが、
コロッと裏切って、ひとつ多くして「6じゅう」
(1足すとか考えないでも、1大きい数字を言う)
そうして気分を変えて、1の位の部分。
4と8を足した数の1の位は「2!」

 

実を言うと、ひっ算は下の位からやりますが、
さっと頭で考えるときは、大きいくらいからやっていったほうが得策です。
先に大きい数を言ってしまえばいいのですから。

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